2016年06月04日

「Marantz M-CR611」〜昔聴いた音楽が違って聴こえる?

Marantz M-CR611


15年来住んでいたたまプラーザという街から昨年末に引っ越してはや5ヶ月あまりが過ぎた。荷物の片づけはもちろん、2月には上さんの母親が引っ越してきて、さらにこの前は猫(しんのすけ)の手術入院騒動まであってたいへんだったが、GWあたりからようやくすこし新居にも慣れて落ち着いてきた感じである。

わが家では今回の引っ越しを機に、古くなっていた家電製品など多くを買い替えたのだが、そのなかのひとつにCDプレーヤー(ミニコンポ)がある。冷蔵庫などのように生活に必須なものではないので、ずっとあとまわしになっていたのだが、やっぱりたまにはCDとか音楽も聴きたいよね、ということでGW中に買い替えた。今回はまったくのイレギュラーだが、そのCDプレーヤーについてすこし書こうと思う。

ボクが買ったのは「Marantz(マランツ) M-CR611」という機種で、正式には(?)ネットワークCDレシーバーとか言うらしい。GW前にネットで「ミニコンポ」などと検索しながらいろいろと物色していたのだが、名の通ったONKYOやケンウッドやパイオニアとともに本製品も人気機種として並んでいた。オーディオなんてまったくの門外漢なボクだったが、なんとなく気になって調べているうちにミーハー心がくすぐられて、結局本機種を選んでしまったのだ。オーディオ初心者である貧乏人のボクには高い買い物(5万円ちょっと)で、しかもスピーカーは付いていないのでそれも買わなくてはならない。引っ越しでやや金銭感覚がマヒしているいまだからこそ買えたのかもしれないが、買って後悔はしていない。それどころか買ってホントに良かったと思っている。恥ずかしながら、いままで自宅でこんないい音で音楽が聴けるとは思ってもみなかった。むかし何度も何度も聴いたCDをあらためて聴くと、また新たな発見と感動が得られるような、そんなリスニング体験ができている。(オーバーな自己満足)

マランツのM-CR611にはスピーカーが付いていないので、これもネットを参考に悩んだのだが、結局買ったのはDALI社製の「ZENSOR(センソール) 1」という製品。M-CR611には推奨スピーカーというのがあって、そのなかのひとつがこれだった。他の候補は経済的に厳しかったこともあり、ネットの評判もかなり良さげだったのでこれにした。先ほど『こんないい音で…』と書いたが、それはマランツのおかげというよりDALIのスピーカーの恩恵が大きいと思われる。たかだか3万円ちょいのスピーカーで(ボクにとっては高額だけど)、マニアから見ればおもちゃのようなものかもしれないが、ボクにとっては充分な音を響かせてくれるすばらしいスピーカーである。マニアでもなくリスニングルームを持つわけでもないが、以前聴いていたSONYのミニコンポなんかとは音のクリア感が別次元だ。マランツとあわせて9万円ほどの買い物だったが(自己)満足度はとても高い。

当初はM-CR611とZENSOR1で満足していたのだが、そのあと2つの機器を買い足した。
ひとつはサブウーハーである。ZENSOR1の評価をネットでみていたら、『低音がいまいち』といったコメントを多く見かけ、実際にはそれほど気になってはいなかったのだが、つい安価なサブウーハーを買ってしまった。(M-CR611にはサブウーハーの出力端子も備わっていたので誘惑に負けた) 機種は価格とネットの評判から、FOSTEX社のアクティブ・サブウーハー「PM-SUBmini2」というのを選んだ。結果、それほどの大音量で聴くことはほとんどできないので微妙だが、パーカッションやベースのきいたサウンドはやはりズンズンくる。音に厚みが加わった感じになって、1万円ちょっとの出費でこの体感は、買って損はなかったと思わせるものだった。

もうひとつ追加で買ったのは、いま流行の(?)NASである。ボクが買ったのはIOデータの「RockDisk for Audio」という製品。M-CR611はネットワークオーディオということで、自宅の無線LANに繋がっている。そうすると、スマホ(iphone)に入っている音楽なんかも聴けて、CDを入れ替えることなく連続聴取できてしまうので、不精なボクにはピッタリだ。しかし、itunesに入っている音源(ALACではない)とCDを聴き比べるとその差は歴然。せっかくのスピーカーなのにこの音ではもったいない。 で、PCで何枚かのCDをFLACにリッピングし直して、PCからとばして聴いていたのだが、これはいちいちPCを起動させなくてはならずやはり面倒である。いきおい、ネットでNASのことを知り買ってしまったというわけである。
音楽マニアはNASへのこだわりもすごいが、マニアではないボクは、設定も楽そうな本機種を選んだ。事実、設定なんかも超楽々で、ボクなんかでもすぐに音楽サーバとして使うことができた。いま流行のハイレゾにボクなんぞは手を出すつもりはないが、大は小を兼ねると思って2TBモデルを買った。CDなんて100枚ちょっとしかないのに、1TBにしとけばよかったとちょっと後悔したが(差額5000円ほど)、もしかしたら将来、自宅クラウドに挑戦するかもしれないので、とりあえず自分を納得させている。

昔カメラのことをすこし書いたとき「レンズ沼」なる単語をはじめて知って感心したが、オーディオの世界の「沼」は、もっと広く、もっともっと深そうで、マニアたちの跋扈する闇はミーハーにはついていけない迷宮のごとしである。マランツとDALIはヨドバシで買ったのだが、バナナプラグ付きのスピーカーケーブルをあわせて買おうとしたら2,3万円だと言われてスゴスゴと帰ってネットで3000円くらいのを探して買った。レシーバーとスピーカーで9万ほどなのに2,3万のケーブルは買わないでしょう・・・3000円のケーブルでも十分にいい音だと思うのだが。
ネットをみていると、スピーカーの配置の仕方からケーブルの選び方、はては電源コンセントプラグの自作まで、じつにディープな世界が広がっていて、それはそれで楽しい。ボクも沼に嵌らないよう注意しなければ・・・。

というわけで、今回は最近買ったオーディオアイテムのことを書いたが、気が向いたらこんどは音楽データのことをすこし書くかもしれない。今回がハード編だとすれば、こんどはソフト編というわけだ。

posted by なすぱぱ at 08:13 | Comment(3) | TrackBack(0) | モノ・goods | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
m-cr611の購入を検討している時にこの記事を見て参考になりました。ありがとうございます。m−cr611購入後、やはり低音が弱いかなという感じで、PM-SUBmini2を追加しましたが、思っていたようなズンズンというような低音の響きは得られませんでした。PM-SUBmini2側のVolumeをMAXにしても大音量にはなりません。接続はSWOUTからPM-SUBmini2の端子の一つにつないでいます。接続方法ちか設定とか何かあるのでしょうか。どのようにされたか教えていただければ幸いです。
Posted by 齊藤 隆志 at 2016年06月10日 19:12
齊藤様
なすぱぱです。コメントありがとうございました。わたくしごときの記事を参考にしていただき恐縮です。記事にも書いてあるようにボクはオーディオ素人なので、スピーカーなどを選ぶ際にはマニアの方が書かれたブログなどをけっこう見たりしました。たとえばこの人のブログ記事など、具体的に書かれていて、なるほどと素直に感心したりしました。
http://blog.goo.ne.jp/nikachang/e/9af3710deb0f545a281cf8c2571b06d1
ただ正直に言えば、ボクも期待していたほどの効果をサブウーハーから得られたとは思っていません。しかし、このPM-SUBmini2はオートスタンバイ機能をOFFにすれば、多少ともその効果を感じられる気がするので、あまりベースがズンズンするのもいやなボクにとってはこれで満足することにしています。 あと、設置場所にもよるのでしょうが、インシュレーターが効果を高める場合も多いようです。現在ボクは気休めに硬貨を敷いています。 ということで参考になることをひとつも記せませんでしたがお許しください。逆に、齊藤さんがなにかより効果的な手法などを発見されたらぜひ教えていただけるとうれしいです。
Posted by なすぱぱ at 2016年06月11日 22:01
ご返事ありがとうございます。私もオーディオは聞くだけで難しいことはわかりませんので、参考にさせて頂きました。いろいろと試行錯誤してみると、結局、音は出ているけど小さいということのようです。アンプを大音量にするとサブウーファーも聞こえてきます。ただし、音はあまり良くなくてボワーっという風になってしまいます。高いアンプとスピーカーを持っているマニアの人はサブウーファーは使わないというのはこういうことなのかと思いました。また、なすぱぱさんが「ズンズンするのもいや」というのもよくわかりました。小さな音で聞こえるか聞こえないかわからないくらいで低音が響くのがバランスがとれていて心地よく聞けるようです。
 オートスタンバイ機能はオフにして、硬貨を敷いて、音量もボワーっとならない程度に更に絞って、聞いています。いろいろとありがとうございました。
 お知り合いになれましたので、暇なときにでも私のブログも見ていただければ幸いです。
 http://amtsaito.seesaa.net/
Posted by 齊藤 隆志 at 2016年06月12日 17:15
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